2016年9月18日日曜日

隈丸大使離任挨拶「カンボジアの戦後の困難に日本人は共感」

 隈丸大使は離任の挨拶を16日付で発表し、この中で「日本人の多くは、カンボジアが戦後の困難に直面しているのを見ると、みずからの戦後の体験をつねに思い起こされます。だからこそ日本人は、カンボジアに強い共感をいだき、何かカンボジアのために支援できることはないだろうかとの考えをわき起こされるのです」と記し、「カンボジアが戦後の諸問題を解決し、国民と国民の間の融和へ向かって少しずつでも一歩一歩着実に歩みを進め、経済・社会・政治すべての分野の発展をどこまでも協力して進めるよう願います」と結んだ。

http://www.kh.emb-japan.go.jp/pressrelease/2016/9/20160916_letter-k.pdf


2016年9月17日土曜日

大学紹介サイトの大学ランキングに大学協会「学生・保護者が教育品質に疑念抱くおそれ」

 世界の大学に関する評論を紹介するウェブサイト「4インターナショナル カレッジズ&ユニヴァーシティーズ」が2016年の情報に基づいたとして掲載した「カンボジアのトップ大学」ランキングページに対し、カンボジア大学協会は、このような報告はカンボジアの学生と保護者に大学の教育課程の品質に対し疑念を抱かせるおそれがあると反論する声明を発表した。

http://www.4icu.org/kh/
http://cn.thekhmerdaily.com/article/17423


韓国のカンボジア女性強姦未遂暴行でフン=セン首相三男が女性に面会、逮捕要求約す

 韓国のキョンギ(京畿)道ウィジョンブ(議政府)市内の工場の幹部の中国男が13日22時勤務中の部下のカンボジア女性(28)を強姦しようとして台所で押し倒し馬乗りになり頭部を繰り返し殴ったり蹴ったりの暴行を加えた件で、フン=マニー下院議員が昨日16日夜韓国で女性と面会し、議員が帰国次第国民の代表としてのマニー議員の名において、在韓国カンボジア大使館が所轄のポチョン(抱川)警察署に対し15日午前手交済の通牒の内容につき在カンボジア韓国大使館に対し重ねて要求する趣旨の通告を用意する旨約束した。在韓国カンボジア大使館が同16日22時55分フェースブックページで発表した。

 マニー議員はフン=セン首相の三男で、カンボジア青年協会の代表も務めている。

 在カンボジア韓国大使館の関係部局はポチョン警察署に対し男を逮捕し法の裁きを受けさせることを14日要請しており、さらに在カンボジア韓国大使館はこれと同趣旨の要求を行う通牒をロン=ディーモン大使名で15日午前同署に手交している。

 在韓国カンボジア大使館は、この件について韓国の警察の動きが遅い原因は現在チュソク(秋夕)の休業期間中にあるためとの見解をあわせて示した。


【関連】
韓国で上司に暴行受けたカンボジア女性工員(28)に大使館が支援


2016年9月16日金曜日

土地二重売りでリー=ヨンパット氏の義理の息子から63万ドル詐取の男に有罪

 リー=ヨンパット氏の義理の息子セーン=ニョック氏から63万ドルを詐取した男スオン=キムソン(64)に対しプノンペン都裁判所は15日実刑6ヶ月と賠償25万リエルの有罪判決を言い渡した。

 2008年11月にサエン=ソック区クムオニ町内の土地1.1 haを約100万ドルで売る約束で手付金63万ドルを受け取っておきながら役所と共謀して2013年に別の者へその土地を売り渡していた。

http://www.khmertimeskh.com/news/29831/man-gets-six-months-for-selling-same-land-twice/


シエムリアプでタクシーから荷物より先に自分が降りた外国男性がすべてを失う

 シエムリアプで12日夜、荷物より先に自分がタクシーから降りたドイツ男性が、タクシーに走り去られてしまい、パスポートやノートパソコンや現金やカメラやスーツケースなどすべてを失い、裸一貫となってしまった。



ごみ収集代抜きで電気代を払える現状にシントリが不満

 プノンペンのごみ収集について都から独占権を得ているカナダ企業シントリ社は、ごみ収集代を払っていない家や事業が1万~2万いるとして、2003年9月の操業開始以来156ないし157ヶ月でその未払額が2000万ドルに達していると発表した。

 シントリでは、不払いの家や事業のごみだけを収集しないということはできないとしている。

 ごみ収集代については、電気代と一緒に請求が来るしくみになっているが、電力公社では、電気代だけを払うことも受け入れているため、ごみ収集代だけを払わないことが可能となっている。

 シントリのごみ収集代については、家なら月1ドルなのに、事業だと月10ドル、あるいは25ドル、もしくは数十ドル、ひょっとするともっと、と高額かつ理不尽かつ不透明な価格を提示されることが長年不満の対象となっている。

 また、ごみが収集されずに路上に山を成していることも多く、収集の跡も汚いため、都は、改善されなければ契約の打ち切りも考えるとの通告を昨年発している。

http://www.jianhuadaily.com/index.php?option=com_k2&view=item&id=23453%3A2016-09-16-10-14-19&Itemid=590
https://www.cambodiadaily.com/news/phnom-penh-residents-owe-10-million-garbage-fees-118057/