2016年8月8日月曜日

カンボジア伝統医療と称し女性(23)に1週間セックス治療の男(37)を逮捕

 コンポン=スプー州の伝統医の男クット=ニアン(37)が強姦容疑で6日逮捕された。地元の郡警察が7日発表した。

 調べによるとニアンは、治療のために訪れた女性(23)に対し、出産後に不整脈など体調が思わしくない原因は元夫によって呪われているからであり、お祓いのために自分と一緒にクーレーン山にこもれば治ると告げたうえで、山ではなくスクンの町のゲストハウスに連れ込み、1週間、5回ほど性交した疑い。

http://www.khmertimeskh.com/news/28161/traditional-healer-prescribed-rape-as-a-cure/


3 kg太った首相、卒中リスク指摘に「そんな表現でなく、腹が出てスイングの邪魔ですねと言うべき。自分の健康をまず心配するべき」

 フン=セン首相が太ってきたのでこのままでは卒中になりかねないとフェースブックに投稿されたことに対して、首相は今日8日、カンダール州南部での演説中に、「首相が卒中になりそうだなどと言ってくれるな。首相は体重が増えてきて困っている、そして腹が出てきてゴルフのスイングの邪魔だ、とかように言ってもらいたい」と軽口を飛ばした。

 首相はまた、「ご自身の健康、ご両親の健康、祖父母の健康の心配をするほうが良いと申し上げたい。フン=センの健康の心配をしていただく必要はない」とあわせて話した。

 首相はさらに、最近体重が3 kg増えたことを明かした。原因は、全国行脚を始めたので、車中で寝ている時間が増えたせいだと話した。

https://asiancorrespondent.com/2016/08/cambodia-hun-sen-potbelly-golf/



カンボジアのマネーロンダリング・テロ資金源リスクは世界第6位、昨年と変わらず

 バーゼル銀行監督委員会が7月27日付で発表した資金洗浄撲滅指数2016年報告において、資金洗浄・テロ資金源リスクの世界ランキングでカンボジアは2015年報告と同じ6位に位置づけられた。

 カンボジアへ持ち込まれたマネーはマネーロンダリングやテロリストの資金源となるリスクが、イラン・アフガニスタン・タジキスタン・ウガンダ・ギニアビサウに次いで、それ以外の世界じゅうのどの国よりも高いという分析結果となっている。

 2014年報告では3位だった。

 同委員会はG10の中央銀行により設置されており、金融機関の監督における国際協力の推進を行なっている。

https://index.baselgovernance.org/sites/index/documents/Basel_AML_Index_Report_2016.pdf



パンニャーサー大・オーストラリア パシフィック インターナショナル スクール講師のNZ女性がクスリのやりすぎで死亡

 5日朝8時30分、外国人女性がプノンペン都内のホテルの客室で死んでいるのを、掃除に入った従業員が発見した。

 調べによると女性はニュージーランド国籍の52歳、死因は薬物の過剰摂取。

 リンクトインによると女性はパンニャーサー大とオーストラリア パシフィック インターナショナル スクールでESL講師を務めていた。

 カンボジアでは薬物が極めて容易に手に入ることから、日本人のなかにも顧客や格下に蛮勇を見せようとこれを摂取する者があるが、非常にリスクの高い行為であると知るべきである。また、薬物を介さねば促進できないような人間関係は、その真正性や持続可能性にも根本的問題があると言わざるをえず、事実短時日で破綻する例が多い。

http://www.police.gov.kh/archives/31602


消費者金融プラサックの支店長が客と会社の金46万ドルを盗んで逃亡

 シエムリアプ州警察は、消費者金融プラサックのカンダール州オン=スヌオル郡支店の支店長の男ロッチ=チョムラアン(33)を4日逮捕したと7日発表した。シエムリアプ州内の友人宅に潜んでいたという。

 プラサックの顧客とプラサックの金を盗んで逃げた疑い。

 報道では、プラサックの顧客から30万ドル、プラサックから16万ドルを盗んだと報じられている。

 カンダール州裁判所ではひとまず、プラサックの顧客から100万リエル以上、プラサックから14万ドル以上を盗んだと発表しているが、顧客たちから被害届が今後も続々提出される見通しであるため金額はさらに膨れ上がると予測している。

http://www.cambodiadailykhmer.com/33519


アンコール拝観料が2倍に値上げ、観光業協会が批判

 アンコール機構は5日、アンコール寺院群拝観料の値上げを発表した。

 1日券は20ドルから37ドルへ値上げされる。ほぼ2倍の値段となる。

 3日券は40ドルから62ドルへ値上げされる。

 7日券は60ドルから72ドルへ値上げされる。

 この新料金は来年2月1日から適用される。

 カンボジア観光業協会のハオ=ヴァンディー事務局長は7日、あまりに急激な値上げに衝撃を受けたと語り、説明責任を果たしていないとしてアンコール機構を非難し、観光業者として顧客への説明責任を果たすことも困難であると述べた。

 タオン=コン観光相は7日、この値上げによって客数が減ることはないだろうとの考えを示した。

 パイ=シーパーン内閣報道官も同様の考えを示した。

 今年頭6ヶ月のアンコール寺院群の客数はおよそ110万人だが、これは昨年同期に対しわずか0.7%の伸びにとどまっており、急速な頭打ちを迎えている。

 アプサラ オーソリティーの広報官は7日、この値上げについては知らされておらず関知しないと語った。

 野党救国党は、拝観料を値上げすることは観光業振興のために下策であるとし、むしろ値下げこそが上策と述べた。

 シエムリアプのホテルのフロントに勤めるある従業員は、この値上げの報に対する観光客たちの反応は否定的で、アンコールを訪問しなくなるだろうと語った。