2016年8月15日月曜日

カンボジア証取、今年上場する企業はない、手を打つ気も一切ないと明言

 カンボジア証券取引所(CSX)のルムーン=ソーレイ市場運営部長は、シアヌークヴィル港湾公社が今年中としていた同所への上場を来年へ延期したことによって、今年上場する企業は他にもないようだと述べ、また、上場に関心を示していた他の企業も日程を延期したと明かした。

 ザ プノンペン ポスト紙が15日付でインタビューを掲載した。

 中小企業の上場条件を別途設けてからもすでにおよそ1年、同所へ上場する企業が依然としてまったく現れない現状について、インタビュアーが考えうるようなさまざまな手は同所としてすでに全て打ちつくしており、それらについてこれ以上何か策を講じるつもりもないと同部長は答えた。

 また、企業が上場を渋るのは会計を公開しないほうが徴税を逃れやすいと経営陣が考えているからだと同部長は主張し、進まない企業上場の原因は経営者の低いモラルにあると示唆した。

 若手を除く多くの経営者は会計をわかっていないので上場が進まないとも同部長は主張した。

http://www.phnompenhpost.com/business/challenging-market-grow


また仏人か! 仏人女性3名がカエプ国立公園で迷子、一夜明かす

 外国人女性3名がカエプ(ケップ)国立公園で夕方迷子になり、翌日午前になって救出された。

 カエプ州警察がトゥクトゥク運転手から聴取したところによると、フランス人女性観光客3名が14日、カエプ州のカエプ国立公園へ日没を見るために16時20分トゥクトゥクで向かった。

 国立公園の入口に着いて、入場券を買い、トゥクトゥクを下りて、東側出口で待つようトゥクトゥク運転手に指示したうえで、徒歩で山を登った。

 運転手は18時、指示通り東側出口で待機していたが、3名が出てこなかったので警察に通報した。

 知らせを受けた警察はただちに20名体制で捜索を行なったが、漆黒の闇の中、3名の行方は知れなかった。

 翌15日午前ようやく発見、救出した。

 3名は山中で迷子となり一夜を明かしたという。

 カンボジアではわずか2日前の12日にもフランス人家族4名がガイドの制止を無視して「地図の見方を知っているから」とクバール=スピアンの山中へ入っていってガイドもろとも迷子になり、観光相とシエムリアプ州知事が現地入りして200名体制の捜索の末、翌13日午後にヘリコプターで救出されたばかりだ。

http://www.jianhuadaily.com/index.php?option=com_k2&view=item&id=23081%3A3&Itemid=590

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カンボジアの密林で1昼夜迷子、クバール=スピアン観光の仏人一家とガイドをヘリで救出

カエプ国立公園の「日没岩」から望む日没

カンボジアに進出した日本の中小企業が半年で倍増、その大部分がACリーダー銀行に口座

 ACリーダー銀行は、カンボジアに進出した日系企業の大部分がACリーダー銀行に口座を開設していると発表した。

 カンボジアに進出した日本の中小企業は今年半ばで707社で、昨年末の369社から92%増。

 また、カンボジアに進出した日本の大企業は今年半ばで277社で、昨年末の247社から12%増。

http://cn.thekhmerdaily.com/article/17232



ネアク=ルアンのフェリーに第二の生、日本橋工事中の代替として就航へ

 カンボジア-日本友好橋(通称旧チローイ=チョンヴァー橋)が2017年1月1日から2019年1月中まで2年間、修復・改良工事のために完全に通行止めとされることとなったことに伴い、期間中は、並行して後から建設されたカンボジア-中国友好橋(通称新チローイ=チョンヴァー橋)のみが、ここでサープ川を渡ってプノンペン都心と北東部各町や東・北部各郡・州との間を行き来する手段となることから、交通渋滞を緩和するため、プノンペン都庁は、つばさ橋開通で使われなくなったネアク=ルアンのフェリーを再利用すると発表した。

http://cn.thekhmerdaily.com/article/17237


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日本橋を2年間閉鎖して修復・改良へ