2016年8月12日金曜日

プノンペン不動産バブル崩壊くっきり、3ヶ月でコンドミニアム発売価格が35.8%下落、サービスアパートメント家賃が7.2%下落

 英国系不動産総合コンサルティング会社ナイト フランク社が発行した報告書で、プノンペンのコンドミニアムとサービスアパートメントの急激な値下がりが一層明らかとなった。

 プノンペンのコンドミニアムの今年第二四半期の発売時価格平均は平米1823ドルで、今年第一四半期の2843ドルから35.8%下落した。

 同社ではこれについて、2020年までにコンドミニアムの供給はさらに723.5%増加する見通しであることから、切迫した供給過剰の危機にあると説いた。

 また、プノンペンのサービスアパートメントの今年第二四半期の家賃平均は今年第一四半期から7.2%下落した。

 同社ではこれについて、2020年までにさらに多くのサービスアパートメントとコンドミニアムが完工する見通しであることから、継続的な値下げ圧力にさらされると予測した。

 その他、2020年までに、賃貸オフィス床面積は209%増加、ホテル室数は40.5%増加する見通し。

http://www.phnompenhpost.com/post-property/report-confirms-residential-oversupply



米国等海外で医療を学んだ者の就職をカンボジア政府が禁止

 米国・マレーシア・中国・ベトナムなどへ国費留学し医療を10年間学んだスレーン=フオンさんら24名は、取得した学位が海外のものであってカンボジアのものでないことを理由にカンボジア政府へのフルタイム雇用を禁止されていたことについてかねてよりフェースブック等で不満を訴えていた件で、首相に解決を求める書き込みを11日フェースブックに投稿した。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100001703324438&fref=ts

【関連】


路上で3発撃たれ韓国人男性死亡

 10日17時半頃、韓国人男性がカンダール州カンダール=ストゥン郡内の路上で撃たれて死亡した。

 警察が目撃者から聴取したところによると、オレンジ色の起亜モーニングが道端に停車し、男性2人が下りて来て、休憩所に腰かけた。2人はしばらく地図を指差したりしながら友好的に話し合っていたが、1人がピストルでもう1人の頭部を含め3発撃ち、ただちにその車で逃走した。

 撃たれた男性は身元のわかるものをすべて奪われていたが、韓国大使館によれば、撃たれた男性はプノンペン在住2年、携帯電話輸入販売業の韓国人チョ某さんで、妻子を韓国に残している。

 韓国大使館では仕事上の怨恨が動機と見ている。

 撃った男の素性はわかっておらず、身柄も確保できていない。

 車は乗り捨てられているのが発見された。





トゥオル=スラエン虐殺博物館のイングレスポータル群が昨晩から今朝までに削除。ポケモンGOスポットも削除か

 米ナイアンティック社は、昨日11日深夜から今日12日朝にかけ、トゥオル=スラエン虐殺博物館の敷地内にあったイングレスのポータル数個をすべて削除した。

 同館の敷地内には同社のポケモンGOのポケストップ・ジムも数個あったが、ポケモンGOのこうしたスポット情報は原則イングレスのものを引き継いでいるため、これらのポケモンGOのポケストップ・ジムも同時に削除されたと考えられる。

 同館では生存者などからの批判を受け、ポケモンゲームを禁止する掲示を敷地内に掲出したばかり。

 同館が位置するバン=ケーンコーンは、公園もなく、同館以外の歴史的建造物や文化遺産スポットもほぼないことから、イングレスのポータルがもともと極端に少なかったが、これでますます、ほとんどポータルやポケモンGOスポットのない区域となる。

昨日11日22時20分時点のトゥオル=スラエン虐殺博物館のイングレスポータル群(中央)
今日12日午前9時40分時点でトゥオル=スラエン虐殺博物館のイングレスポータル群は削除されている


https://www.ingress.com/intel?ll=11.549653,104.912441&z=16