沼上のスラムは木道の迷路、住人7割が売人のトロペアン=チュークで大地主2名に当局が聞き取り

　国家薬物対策委員会は、スラムぐるみ覚醒剤取引で悪名高いプノンペン都サエン=ソック区トゥック=トラー町トロペアン=チューク村の多くの不動産が、又貸しにつぐ又貸しの連鎖の大元をたどればわずか2名の大地主へ行き着くことを突き止め、この2名への聞き取りを現在行なっていることを明らかにした。

　2007年頃から覚醒剤と売春で知られるようになったこのスラムは、プノンペンの他のスラムの例にやや遅れて2008年に大火事に遭ったが、現在も残っている多くの住民によってなお活発かつ大っぴらに覚醒剤の取引が行われていることで知られる。

　国家警察の調べでこれらの覚醒剤はラオス産と判明している。

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