2016年8月14日日曜日

カンボジアの密林で1昼夜迷子、クバール=スピアン観光の仏人一家とガイドをヘリで救出

 クバール=スピアン観光の外国人家族がガイドとともに12日正午に密林で迷子になり、1昼夜ののち、翌13日13時半頃ヘリコプターで救出された。

 無事保護されたのはフランス人家族4名とカンボジア人観光ガイドの男性1名の合わせて5名。家族は夫婦とその娘2人(20・16)で、病院で検査を受けているが、若干疲労はあるものの元気だという。

 調べによると家族は旅行代理店インドシナ社にガイドを発注、ガイドとともに12日朝7時30分、クバール=スピアンの麓に自動車で到着、車を下り、運転手の男性マウ=ソピアプさんを置いて、徒歩でクバール=スピアン観光に出発した。

 朝9時、昼食をとりに13時頃には戻る旨ガイドからソピアプさんへ電話があった。

 ところが正午12時、迷子になった旨ガイドからソピアプさんへ電話があったため、ソピアプさんはただちに当局に通報して連絡を絶った。

 迷子になった地点はプレイ=プノム付近の密林内と見られる。

 当局は当初徒歩で捜索したが見つからず、知らせを受けたタオン=コン観光相は、シエムリアプ州のクム=ブンソン知事とともに13日朝現場へ急行、ヘリコプターと救急車を用意させ、捜索を指揮した。

 同相によると、捜索隊は行方不明者の携帯電話のGPSが示す位置を空中から捜索、バンティアイ=スレイ郡とヴァーリン郡の境界で不明者5名全員を発見し、ヘリコプターで密林から救出、すみやかに飲食を与えた。

 ソピアプさんは今も姿を見せていない。



0 件のコメント:

コメントを投稿