タイ軍部独裁政権が策定した新憲法案が7日国民投票で承認されたことを受け、カンボジア政府は12日「タイ国民の意思と選択を尊重する」との談話を発表した。
選挙期間中、軍部は新憲法案に対する反対運動や批判言論を禁止し、反対派の事務所を警官隊が強制閉鎖して開設を禁止し、批判する市民を厳しく取り締まったほか、報道機関へも圧力を強めた。
選挙結果発表直後にはタイ全国の代表的観光地で爆発事件が続々発生、外国人を含む38名が死傷しており、言論と政治選択を非民主的に封じられたタイの民衆が暴発する懸念がふくらんでいる。
タイの新憲法は、首相選出に上院議員の参加を認め、かつ、議員でなくても首相になれる規定となっており、軍人が首相になる道を大きく開いた。
http://cn.thekhmerdaily.com/article/17223
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