2016年8月22日月曜日

4名続々溺死、140名態勢で警戒と現場指導「呑んで海水浴ダメ」

 10日からわずか9日間でカンボジアの海岸で外国人3名を含む4名の溺死事故と、溺死しかけたが救助されて助かった2名の事故が起きたことを受け、プレア=シーハヌ(シハヌーク)州警察は20日、5ヶ所の海浜でおよそ140名の巡回警備態勢を敷いた。

 警備態勢を敷いたのはオー=チューティアル・オー=トレー・プレイ=トラエン・チェイ=チュムネア(ヴィクトリー)・アエカリアチ(インディペンデンス)海岸。

 配備された警察官たちは、外国人やカンボジア人の海水浴客たちに「酒を呑んだら海に入るな」など安全指導も行なっている。

 水資源気象省では、21日から26日までは台風の影響で全国に降雨が予想され、特に沿岸部では注意が必要として警戒を呼びかけている。

 WHO統計によるとカンボジアでは2012年の1年間に推計1357名が溺死しており、その半数以上が15歳未満。


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