2016年9月2日金曜日

ANZロイヤル元頭取「ザ ベイは20年早かった」、コンドミニアムバブル崩壊を指摘

 プノンペン郊外のチローイ=チョンヴァー半島で計画中だった複合不動産プロジェクト「ザ ベイ」の開発業者の親会社TEHOインターナショナル社が「コンドミニアムの過剰供給のリスクの高まりがある。なぜならコンドミニアムの供給は2018年までに著しく増加することが見込まれるからである」としてその住居棟の建設の無期延期を政府に届け出た件で、元ANZロイヤル銀行頭取スティーヴン=ヒギンズ氏はザ プノンペン ポスト紙の取材に応え、「疑いもなく、コンドミニアム市場全体がバブルを経験した。これは間もなく弾けるだろう。すでに弾けていないとすれば」と語るとともに、ザ ベイについて、「もっとはるかに小規模なプロジェクトであればうまくいっただろう。あるいは、あと20年待つ気があるなら、当初計画どおりのプロジェクトでもその頃にはうまくいくかもしれない」と評し、「従前の形のこの計画は常に非常に投機的、かつこの立地に対して大きすぎと見受けられた」と指摘した。


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