2016年8月16日火曜日

カンボジア初の五輪女子マラソン走者リー=ナリーが完走の興奮と感謝をフェースブックに

 リオ五輪で14日行われた女子マラソンにカンボジア初の五輪女子マラソン選手として出場し完走したリー=ナリーは、フェースブックに15日その興奮と感謝を記した。

「友人達よ、家族よ、そしてリオ五輪2016のサポーターよ、たくさんの感動的なメッセージと写真を本当にありがとう。
 沿道の人々との交歓を本当に楽しみました。みんな楽しげで、私の名前を叫び、私の国『カンボジア』を叫んでくれました。沿道を私と一緒に走ってくれた方までいました。サンボードロモ スタジアムに着いたら、観衆たちは立ち上がって、叫び、励まし、拍手をくれました。オートバイに乗った警備員たちは警笛をメチャメチャに鳴らしてくれました。脇の人たちはハイファイブを求めてきました。あまりに感動的でうまい言葉が見つかりません。
 脱落する走者が見えはじめて、私の右膝も痛みはじめて気になってきた時、私は安全をとろうと決めました。カンボジアの女子マラソン走者が必ずゴールを横切ることが大事だと考えました。沿道のサポーターたちと、そしてテレビで私を追ってくれているあなたがた友人達と家族と、楽しみをともにしました。ゴールに着いた時、とても多くのジャーナリストが私にインタビューをしたので、私の炎症に氷をあてるひまもなく、水ぶくれを手当てするひまもないまま、五輪村へ戻るバスに乗る時間になってしまいました。いま病院から帰ってきたところです。あらためまして、あなたがたの素晴らしい応援にありがとう。みんな大好き」

 ナリーはこのリオ五輪女子マラソン全走者中年齢トップの44歳。カンボジアのクメール ルージュ時代を体験し、きょうだい達を戦争で失っている。生物学の博士号を有し、HIVの母子感染を専門として免疫学の研究に従事している。


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カンボジア国旗を大きく広げて笑顔でゴールするリー=ナリー(ブラジル現地紙より)

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